題字:権田直博

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2013年6月23日日曜日

夏至の音楽



一昨日、Fete de la Musique (夏至にやるフランスの音楽祭だけど ベルリンでも何かと音楽のまつりがある)
に関連して、この前コンサートをさせてもらった buchhandlungていうカフェもなんかやるっていうことで またライブをさせてもらいました。

お店の前の通りにスピーカーなど出して
みんな何かのみながら ゆっくり聴く感じでとてもよかったです。

もちろん全部日本語で歌ったけど、気に入ってくれた人が何人もいてうれしかったです。

夏の、風が少し吹く道で歌うのは気持ちが良かったです。
やはり夏至ということで、陽がいつまでも高く、この写真で、多分20時は過ぎてるとおもいます。




昨日は別のイベントで歌ってきました。
友だちが紹介してくれて イベントに呼ばれたんだけど、
ずいぶんゆるいイベントでしたけど、なかなか楽しかったです。
(ちなみにその友だちは名前の発音が難しく、いつもちゃんと呼べません。
だから私たちはこっそり 「さわがしいフランス人」とか「ちっさいフランス人」と
(もちろん嫌みじゃなく、)呼んでます。
愉快な人です。いつも明るい。)


もっとライブやりたいな〜あ。

2013年6月19日水曜日

名古屋


ベルリンの仲良くしてる友達、魚住夫婦が 名古屋でインスタレーションの展示をします!
お近くの方はぜひ!
作品一部に私の声が使われているとかいないとか^_^

「STREAMING GREEN CIRCLE
そよそよと流れるミドリ色したサークル」

日時
平成25年6月21日[金]~6月28日[金]
開館時間:11:00~18:30(最終日17:00)
(会期中無休)

場所
愛知県立芸術大学栄サテライトギャラリー
名古屋市中区錦3丁目21番 中央広小路ビル3階 (広小路通、東急イン北向かい)


このDM、作るの手伝いました






2013年6月13日木曜日

続 ベオグラード

このたびで わたしたちが買った物。










昼頃ゆっくりおきて さて 出かけます。ベオグラードは パンがおいしい。
いままでブルガリアも マケドニアも ふつうのパンは おいしくなかった。
パン屋さんでパンを買って食べた。まこさんは ケバブ。
ケーキもおいしかった。
パン屋さんで売ってるドーナツがすごくおいしかった。
なんともいえない生地。柔らかいような堅いようなしっとりした生地。うおおお たべたい!合計わたしは 三つ(一日一個)たべました。

パン屋さんも心なしか しゃれている。
若者も今までの街とくらべて格段におしゃれ。

さて 歩いて城跡の公園になってるとこにいったり、
街を散策したりしました。





なんかちいさい博物館があったのではいったりした。
展示 これだけだったけど。






なんかよかった。



そうこうしてるうちに ボヤーナが近くにいるから来るということで カフェで会った。


 クラス一ヶ月ほどしかいっしょじゃなかったけど なつかしくてうれしかった!

ボヤーナはアーティストで そういう場所も知ってるから つれってもらった。

昨日のカフェもしってるっていってた。
その横のとこが廃墟で いまは若者が占拠して クラブになってるとかいってた。

すごくおもしろそうな街だな。
ちょっと前のベルリン(?)みたいなかんじなのかなあ?
つれてってもらったとこも、倉庫みたいなとこで 上がギャラリーになってて 下のフロアで ベオグラードのアーティストがつくったものをおいてるとこでした。
ボヤーナもエコバッグをつくっておいてた。
かわいかったので買いました。
他にもピアスとかその他諸々、全部すごくよくて、わたしとまこさんは興奮していろいろ見ました。
そんなこんなでボヤーナは時間になったので帰らなくちゃ行けなくなって 帰って行きました。

われわれふたり またうろうろして 宿にかえりました。
宿には 他にもう1人日本人の男の人が泊まってて、その人は 3年ほどバックパッカーをしてるらしいです。すごい、、 たった10日間でこんなへとへとになるのに。

その方と少し話をして われわれの旅の最後の日はおわりました。

翌日チェックアウトして 空港へむかう。
が、空港行きのバスにのって お金を払おうとしたら お金が足りない、、 やばい、。
銀行いかないとないからって 運転手にいって (バスはまだ発車してない)降りようとするもドアを開けてくれない。
なんでだ、 お客を逃がすまいとしてるのか。(わたしたちだけだった)
だからお金ないから 銀行いかないとだめだっつってるでしょうが!っつて むりに出ようとすると ワシがいってくるからみたいなことをいう。そんな事があるか。
は?っつって リュックしょって 無理に出ようとするとドアをあけてくれた。
そのいざこざのせいで時間を大幅にロス。
結局手持ちのユーロを換金して次のバスに乗った。ふたりともたった数十セントたりないだけだったのに なんたるくやしさ。
ちゃんと調べてからパンを買うべきだった。
300デナルです。 リパブリック広場みたいなとこのホテルの前からでてるバスです。

そんで飛行機に間に合わないかもしれない焦りで ぎりぎり到着!
ダッシュでチェックインするも、え!荷物だめなの!
荷物20キロくらい以内なら一人一個ずつ、預けられると思ってたのにだめだって!
20ユーロほどかかると!
おいおいおいおい。まじかよ。
てことで マコさんの荷物を わたしのリュックに勢いよく詰め込んで とりあえず預け荷物を一つに。
まこさんのリュックを手荷物にしようと試みる。
手荷物のサイズを測るケースに入らないけどふたりで 力尽くでぎゅうぎゅうおしこんで
係のお姉さんもあきれて まあいいです と許可。
荷物預けようのお金払うとこはまた別の窓口。
そこへ行くも ユーロじゃだめ デナルでと。
もちろん2000デナルもないから 
なんでユーロのまま払えないのだ!と怒りながら換金してくれるとこにダッシュ。
そして デナルをもって 窓口へ
窓口でもらった紙をもって チェックイン。
ぎりぎり、、、

旅はずっと天気にもまあ恵まれて 順調にたのしくやってきたのに ここへ来て どさっと来たぜ!
でも それがまたおかしくて 荷物をぎゅうぎゅう押し込みながら二人とも笑いすぎて 力がはいらなかった。


そして 無事、ベルリンに帰ってきました。
とてもたのしかった。

来年もまたどっかいけたらいいな〜〜あ。





2013年6月12日水曜日

ベオグラード

    
 先日の 二等の切符でも一等に乗れるというのを踏まえて どこの車両でも乗れるという自信をもって 好きなとこに行きました。
寝台車両もあったけど こっちをえらびました。
寝台は4人のベッドがあるかんじでした。
どっちでもよかったんだけど。
こっちの方が人が居たし(他のボックスに)人が要る方がまあ 安心だねっつって。
まこさんが 他のボックスに 普通この電車は安全なのかということを聴きに行ってくれた。
大丈夫らしい。
でも念のため 鞄ははなさず、、。

 最初この部屋には2人だけだったんだけどあとからおじさんが3人乗り込んできたので ちぢこまって寝ました。 ベッドの車両にしたらよかったかな?
案の定わたしは 人を疑うのでおじさんたちが眠るまで 安心して眠れませんでした。
なにか取られたらいやだから。
でもおじさんたちは ぐっすりねむって おまけに わたしの重い荷物の棚の上げ下げまでやってくれて またわたしは ひとつ 後悔しました。

 早朝、ベオグラードにつきました。
ホステルのチェックイン時間はまだだったので 駅のカフェで時間つぶし。
さっき同じボックスにのってたおじさんがコーヒーのまないか と誘って来るも 
ぶっきらぼうにことわる。そんな誘いはいらない。
ホステルのチェックイン時間になったので重い荷物を背負い ホステルへ。
街中へは結構遠い。
坂道。
肩が 肩がとれる! と笑いながら ふうふういって ホステルへ。
外見はぼろいけどきれいなところだった。
夜とった写真しかないけど こんな感じ。

最近ぐっすり眠れない日が続いてたので、
(夜行バス、金縛り、夜行列車)とりあえず 眠ることに。
起きたら15時過ぎ。そっから ごろごろして 2人ともあ!と気づいた。
あれ!これベルリンじゃない!旅に来てるんだった!と。
どっかいこうと 外に出ることに。
街を散策。

  うろうろしてるとかわいいカフェ発見。
というか かわいいカフェやバーが多い。
さすが 首都。
そして物価もベルリンとほぼ同等。
旧市街にいってみようと 歩くも かなり遠かった。
バスに乗ればよかった。






そんなこんなで旧市街に着くも、ほぼ店はしまっていた。

まあ こんなかんじだね っつって。
2人とももう慣れたモノだ。

町並みは ヨーロッパに近い感じだった。

ところどころ廃墟などもあるけど。
なかなか興味深い町。



ドイツ語の元クラスメイトにボヤーナというベオグラードからきた子が居てその子はもうベオグラードにかえってしまってるんだけど
その子のおすすめのレストランで食べました。

生演奏があって なかなかよい雰囲気。
「?」(クエスチョンマーク)という店です。

値段は普通だからわれわれには若干きびしかったけれど おいしかった。




















そっからさっきみつけたカフェにいって
ビールをのんでホステルにかえりました。













明日はボヤーナにあう日〜〜。



続 スコピエ






朝になったので荷物をホステルで預かってもらって 町の方をめざす。

 銅像の多さに度肝を抜かれる。
橋の欄干にも一体ずつ。
この橋はもうひとつあった。







    
  たてものの角、直線上のところ などにも一体ずつ。 この建物も一つじゃない。
いったいなにをしたいんだ マケドニア。



 噴水も一つじゃない。
一つの広場に5つほどあった。 橋を渡った広場にも一つ。

一カ所に密集しすぎている、。  

しかも一個一個の大きさがものすごい大きい。

しかも、これら 古そうじゃない。 なんなら 建築中のものも多数あった。
いったい、いったい何にお金をつかってるんだ、マケドニア。


さて 気を取り直して ヨーロッパ最大といわれる バザールへ。



たしかに大きい! 広い。 けど まあ 売ってるモノは だいたい どこも一緒かな〜ってかんじでした。
そんなに魅力的なモノはうってなかったかな。
でもだいたいの生活用品は ここでそろいそうです。
相変わらず疑り深い我々は値段をふっかけられるんじゃないかと 懸念し
何店舗かまわってみたけど だいたい同じ値段をいうので 適正価格でうってるんだとおもいます。

中で、魅力的だったのは絨毯やさん。
このじいさんの店舗と 街に一店舗みつけたけど 他はみつけらんなかった。
町の人にきいたら 道を挟んだ向こうにあるっていうようなこといってたんだけど みつけらんなかった。




このじいさんの店は 広場のすぐ近くにあります。
じいさんもすこしドイツ語を話します。
わたしはもともと 絨毯を買いたいとおもっていたので あるいみ ココがメインでした。ネットで調べてて楽しみにしていた。しかしもう期待しないということを痛感した後なので なにも傷つかない。



 この店でかなり長い時間なやんだ。
どれも柄がかわいかった。
でもなんか ぜんぶ 長細い、、。
なんだろこれ あれかな イスラム教でおいのりするとき敷くやつなのかな なんでこんなながっぽそいんだ。
一番かわいいなとおもった柄のやつは ながすぎるし 4000デナルだっていう。
高い 40ユーロだもんな、、。
そんなもん買えない。 他のモノにしよう と選んでたけどとにかく おさいふに お金がないので2500デナルだけおろして またじいさんの店へ。
じいさんに2500しかないというと じゃあもう2500でいいと 最初4000といってた絨毯を売ってくれた。 

25ユーロか。。
まあまあ高いかいものだったけど、一番ほしかった柄だから いいや。
家に帰ってきて 洗って干して 半分に切って縫った。
この値段が適正価格がどうかはわからないけど どう見ても手織りだし 3mくらいあるしまあいいよね、うん。薄いけどね、、。
 

   うーん やっぱかわいい!





その後もスコピエ散策。

スコピエはマザーテレサの出生地だということで テレサ記念館があったのでいってみた。その後カフェでまた時間つぶし。
最後にまただめ押しで 巨像の嵐。



よくみてください。 タダでさえ多い像の群の前で記念撮影してるのに
そのうしろに金ぴかのが 数体写り込んじゃってます。
この距離感。密集感。



われわれは こらえきれず 爆笑しながら 駅へとむかいました。

さあ 夜行列車で 最終地 ベオグラードへ。



スコピエ

スコピエへは 夜中着いた。
ホステルへ。
スコピエは今までと比べてすこし物価がたかい。ホステルも高い。
けどその中でも安い方のをえらんだ。
4人部屋だったけど、宿泊客は私たちしかいなかった。
なんか 着いたとき あまり良い感じじゃなかったんだけど(ときどきなんか良くないなあて勝手に思うところにくると 息がしづらくなる、気のせいかもだけど) まあ 何も言わず、(もともとそういうカンはあまりないと思うし)シャワー浴びて 寝ることに。
夜中まこさんがごそごそ起きて 電気をつけてた。
どうしたんだろうとおもったら なにやら金縛りにあって こわくなって 電気つけちゃったらしい。
わたしを起こしたけどぐっすりねむって まったく起きてくれなかったとか 笑
わたしもそこから起きて iPod にいれた漫画を読んだり うとうとしてた
そしたら 突然 枕元のコンセントにささってる白いものが 電子音のメロディーを奏でだした。
おい!なんだ!と びっくりして ボタンをおしたら メロディーがかわった。
とまらないので コンセントからひっこぬいた。
なんだよ!っつって またねむろうとしたら、
こんどは外からコーランが。
おいなんなんだ!
とかなんとかいいつつ 明るくなってきて 少しねむった。

翌朝朝ご飯のときに いきなりなんか 音がなってびびったって いったら、
スタッフはじいさんばっかりだったけど ひとりのじいさんがドイツ語を話せた。
玄関のチャイムをおしたら音が鳴るようになってるやつで しまった!取るのをわすれてた!といっていた。
おい、じいさん お客用のベッドでねてるんだな おい。
なんだ、怖いのじゃなくてよかった。
でも三時とか四時とかなのに 誰がチャイムをおしたんだ、まったく。
コーランは 翌日街中にスピーカーで流れてるのをきいたので、きっと 明け方にも流すんだろう。
まこさんは 連日の移動で疲れてたんだろう。
でもあとから、 わたしなんか息がしづらかったていう話をしたら、まこさんは 部屋の隅にあるタンスのとこが なぜだかきになってしかたなかったらしい。
おたがい怖くなることをおそれて いわなかったんだな。

そんな謎体験で始まったスコピエ。
つづく。

オフリド












 

明け方雷がなって 大雨が降っていた様子。
朝になると雨はあがった。
じいさんがいなかったので ばあさんにお礼をいって荷物を預かってもらって 出発。
よくかんがえたら じいさん、夜中にバスが着くのをしってて こういう嫌な態度をとられながらも お客を獲得するために 自転車のってきてたんだなあとおもうと なんか切なくなった。
朝歩いてると 市場でトマトをかったらしき、自転車にのったじいさんとすれちがった。
よくねむれたか って笑顔できいてきた。
もちろんだよじいさん。 ありがとう じいさん。

さてわれわれは 街へ。

市場があり、ちいさい市街をぬけると 湖!



どでかいシュークリームみたいのをかってたべた。
おいしかった。










 くもりぞらだけど きれい!

湖の向こうにアルバニア。
あのバスで一緒だった3人の家族は アルバニアに無事かえれただろうか。





 旧市街をずんずん進んでいく。















湖沿いにあるいていくと  じぶんの星座のプレートをさわりながらコインをなげると 願いがかなう
的なことをかいてあったので















 獅子座のとこで コイン投げ。




 天気がどんどんよくなっていく!
やったやった。







オフリドは世界遺産の街。
景色もさいこうにきれいだった。
湖も透明度がすごくて ほんとうにきれいなとこだった。
リゾート地っていう感じ。
この青いファンタ、マケドニアでしかみなかったんだけど
これすごいおいしかった。
何味かわかんないんだけど
絵から察するに ホールンダー(花)かなあ。

ベルリンでみたことないけど うってるのかなあ。




偽ミッキーコレクション
マケドニアのお金。
かわいい。他のお金もかわいかった。


町外れにあるマーケットでまこさんが皮ぐつをかったんだけど、それをうってるじいさんが ドイツ語をすこし話せるので話していたら、じいさんスコピエからきたらしい。
わたしたちも今夜スコピエにむかうんだよ、バスで っていったら
じいさん チケットもうとってるのかって。
じいさんは私たちが乗る予定の時刻のバスのチケットをすでにもっていた。
わたしたちはチケットは 乗る前にバス乗り場らへんで買えばいいとおもってたけど、
そうもいかないらしい。

速く買わないとなくなるっぽいことをいうので どこで買ったかじいさんに聞いて その店をさがした。すごい小さい店だった 屋台みたいな。
じいさんにきかなきゃ絶対わかんなかったわい。
そこにいったらもう乗る予定のバス(17時代発)満席だって。
なので 20時代のバスにした。。
おい このちいさい街であと5時間ほど 何をしろっていうのだ。
雨もふったりやんだり。









結局カフェで時間つぶし。
子供がよってきた。
何度もよってきた。
かわいかった。。。

自分でコップをもってきて (中にチョコのお菓子がはいってた)
それをわたしたちのテーブルにおいて 食べては うろうろ。。 急に踊り出したり。
癒されました。

わたしもまこさんも くだらない話をだらだらしつつ。


時間になったので ホステルいってじいさんとこで荷物とって、バスターミナルへ。

マケドニアの首都、スコピエへ。