題字:権田直博

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2014年10月15日水曜日

イタリア・ナポリの旅 3 おいしいもの!

ナポリ言ってからもう数週間経ってるので 恐ろしいことに記憶がどんどん薄れております。
写真みて思い出そう、、

わたしたちがライブをしたお菓子屋さんで お菓子屋さんのおじさんが食べさせてくれたものが すごくおいしかったです。
丸くてふわふわ ちょっともちもちで 中にミルク感たっぷりのクリームがはいっていて
そんなに甘すぎず(日本のモノと比べたら甘いのかもしれませんが こっちの甘さになれてしまった残念な舌には ちょうどいい甘さに感じました)
すっごくおいしかったです。
わたしたちは気に入ってなんども買いに行って食べたんですが 作りたてのとき(おそらく)がやっぱふわふわでおいしかったです。 ライブが朝の11:30からだったんですが その前にお店に行って おじさんにもらったやつが 一番ふわふわだったから そのくらいがいいのかな。わかんないけど。 ライブに合わせて作ったのかもしれないし。 
夕方ころいったときは若干堅かったけどそれでもおしいかったです。
このお菓子は この店が考え出して作ってるんだとか。
人気でけっこうお客さんきてました。
ナポリにいったら ちらっとよってみるのもいいかもです。

ただし、この通り この店だけが もうかってるぞ という感じでキレイですが
ほかは 下町感(?)がすごく スザンナ曰く、この辺は観光客がくるところではない。とのこと。
スリには十分注意してください。
あとなんかこの辺の八百屋さんで果物を買おうとしたんですが 値段ふっかけてきました。
まあ そういう文化なのかもしれませんが そんなものにひっかかりたくないという 強い意志を持っていれば そんなに大丈夫かもしれません。
地元民達でにぎわう通りです。
危険な感じはしませんでした。

ここのお店は他のお菓子もおいしかったです。 ババとか。(スポンジにラム酒をしみこませてるやつ)
小さいヤツとかはたぶん 量り売りです。 値段覚えてないけど 高いという印象はなかったです。
今食べたいっていったら なんか紙皿にいれてわたしてくれます。

paticceria Poppella
v. Arena alla Sanita 24





ついでに おいしいもの書いとこう。




ここもおそらく 有名店 Mさんの友だちがすすめてくれたとこです。
Via Materdei, 27-28, 80136 Napoli

ニューヨークにも出店してるっぽいです。
ここは種類が豊富で我々はツナのやつと アンチョビとオリーブのやつを たのみました。
これもまた もっちもちでおいしかったです。
客席部分が広くわたしたちはそんなに待たずに食べられました。
イタリア人は夕食が遅いらしいので (10時とか) ふつうにご飯食べたい時間にいけば そんなこんでないのかなとおもいました。

坂をのぼってくと 人だかりがみえてくるので(そこにいくまでにもいくつかピザやさんはありますが)
わかりやすいとおもいます。


ほかにもおいしかったやつ思い出したらかきます






ナポリ番外編

ピザをたべて 街をうろついて スザンナ達のライブをみにいくことに。
教えてもらった場所のちかくに 今回のフェスのインフォの場所があった。
そこよって 挨拶して 場所に行くとなにやらひとが数人。
なんだ? この建物の中でやるのか。(アパート的な)
うすうす気づいていたけどこのフェスは ナポリの街にある住居や レストラン ホステルなどでやるフェスです。展示やパフォーマンス、上映、コンサートなど。
でもなんか スザンナのバンドをみるにも お金が要るとか、、(わたしは出演者だから無料で全部みられる)ゲスト枠はナシなんだとか。
スザンナ達のは他の日にもあるから(そもそもそこにいこうとしてた)今日はいいや、、ってやめといた。
よくよく話を聞くと 事前予約が必要。
たとえわたしのライブでもMさんはお金をはらわなくちゃいけない。 まあそれはそういう決まりなら仕方ないとして。(三回券で12ユーロ、直前チケットは一回5ユーロ、無料でみられる展示などもあります)
これがなんか うーんっておもうところがいっぱいあって、
たとえば今回のスザンナ達のバンドは 室内で 係の人が居ないと行けないから 希望者しか入れない。それはわかる。
けど リコリスはお菓子屋さんでやったんですが、通りすがりの人ももちろんたちどまってみてたし、スザンナ達のバンドの他の日はホステルでやったんだけど そこもホステルに宿泊してるお客さんは無料で見られちゃう。 お金を払う人と払わない人の差がなんにもなくて、
リコリスの予約枠を見たら 10人しか予約できないようになっていてMさんはあやうく見られないとこだった。11番をふやしてくれたけど。(お菓子屋さんは小さいからなんだろうけど、実際ほとんどの人が店内じゃなく外から見てた。)
それなら もっと解放してこういう場所の人は無料にしてもっとたくさんの人にみてもらえるようにしてほしかった。せめて。(渡航費もギャラもなし、、あとからもらえるのかもしれないけど 最初聞いた話ではナイということだった。もちろんそれでもいいとおもったからナポリにきたんだけど)と後からおもった。
せっかくナポリまでいって おきゃくさん11人しか取らないっていうんじゃ なんだかなあ、、ていう感じでした。
このフェスはたった6人で運営していて 一週間もやっていて たくさんのアーティストをイタリア国内外からよんだりしてすごい大変そうだなと思うし、
ナポリではあまり外国からいいアーティストがきたりして触れる機会が少ないからこういうイベントをやろうと思ったっていってたけど それならもっと解放して沢山の人がみられるようにしたほうがいいんじゃ、、とかおもったけど まあ 
わたしはそんなことを英語で言う力がないので だまったままだった。ずるいなわたし。
まだ三回目かなんからしいので これからもっと改善されることを願います。

なんてえらそうなこといってしもたけど なんかそんなかんじの んーーーっていうフェスでした。でも内容はすごくよかった。
わたしたちはほかに 洞窟(駐車場になってるけど まっ暗で天井が高い 岩の穴の中)
でやってたパフォーマンス Me and Me ていうやつをみにいったけどこれはすっごくよかった。
これこそ 予約しないと見られない感じです。

まあそんなこんなで ライブはたのしくできました。
みんなよろこんでくれて良かったです。


2014年10月4日土曜日

イタリア・ナポリの旅 2

荷物をホステルにおろし (ギターは絶対に取られたらいやなので フロントにあずかってもらった)
さて どっかでかけるか。
と スザンナについたよってメールして あとで合流しようということに。
スザンナ達は今日も急遽ライブすることになったらしい。じゃあそれみにいくわと。

そのまえに さっきのタクシーのじいさんがおしえてくれたピザやにいこうと出かけました。
そのピザやはMさんのベルリンにいるナポリ出身の友だちもおしえてくれたとこみたいで、たのしみ!
pizzeria da michele
Via Cesare Sersale, 1 / 3
80139 Napoli

なんかHPみたら 日本語もあったので日本でも有名なんですね!
わたしたちは ガイドブックもなにももってないので まったくなにも知りません。
あ 帰り際に 日本人らしきツアー団体がいたのは そのせいかな!

たくさん店の外にひとがまってて これどうやってたのむんだってなって 中覗いたら
レジがあって そこで人数を伝えると 番号がかいた紙をもらえるので それもって 番号がよばれるまで待つっていうシステムです。
われわれは 待ってるのもたいくつだからって そこらへんを散歩してました。
かえってきたら ちょうど 次の次 くらいで 呼ばれたので店内へ。
わたしたちは 地元の夫婦らしき おじいさんとおばあさんと相席でした。
おじいさんが 得意げにいろいろおしえてくれて 
ここはなんか映画の舞台になっただとかなんとか。
でもイタリア語。Mさんが 通訳してくれないとまったくわからん。
なんとな〜くわかるときもあるけど ほぼわからん。
ここのメニューは マルゲリータとチーズのってないトマトだけのやつの2種類。
あとは モッツァレラ二倍 っていうやつ。
ふつうサイズが€4で モッツァレラ二倍が€5です。あとでっかいやつも€5
わたしは 二倍 Mさんは 通常。



これくらいのサイズで €5! やすい。
ベルリンでも同じくらいの値段もしくはもっと高い。
(もちろんもっと安いのもあるけどおいしいとこはそれくらいする)

たべてみると しんじられないくらいの もちもち感!
なんだコレ!モチじゃないの?!っていって たいしておなかの減ってない2人は それぞれ食べきりました。
おいしかったです。 結構またされるけど おすすめです。
なんか 生地が焦げてる感あるあじするんだけど それもふくめておいしいというかんじです。 そのへんも おもちみたいでした。

これを皮切りにわれわれの食い倒れは加速していく、、、、。

つづく、、、

イタリア・ナポリの旅1

なんかナポリのAltoFestっていうフェスにリコリスがよんでもらえたので、行くことになりました。
ついでに旅行もしちゃおうということで一週間の滞在(そのチケットが安かったので : 一人往復なんやかんや込み €169.80)これでも高い高いとさがしまくりました。時期をずらせばもっと安いのがあるんだけど 今回はどうしてもライブの日にかぶせないといけなかったので泣く泣く。フェスからお金はもらえないだろうとのこと)
Mさんも一緒に来ることになりました。Mさんはブルガリアやマケドニアなど共に旅した日本人の友だちです。
今回旅をして ちゃんと旅のことをブログにかこうというふうに決めました。
いままで ふわ〜っとしかかいてなかったけど、ちゃんと どういうとこに泊まってどういう感じなのかとか。
だから長くなりますが、 結果だけ先に言うと、 
ナポリさいこー!南イタリアばんざい!ていうかんじでした。

まあ 前置きはこのくらいにしておいて。

9月24日
昼の便のeasyjetでベルリンシェーネフェルド空港から。
毎度のこと 貧乏旅なので荷物は手荷物のみ。 今回エレキギターを持ち込むので 何か言われないかひやひやした。カウンターで訊くと案の定なんかもめだして 係員の人の間をたらいまわしにされる。 荷物は 大きいリュックとギターです。
最初料金はいいからリュックだけ預けろっていわれたんだけど、持ち込みできることに。 よかった。
前 easyjet は席決まって無くて 乗り込みと同時にかってに席すわってくかんじだったのに 久しぶりに乗ったら なんか席決まってる感じでした。
かわったのかな。
そんなこんなで 二時間くらいでナポリ着。ベルリンとナポリ 時差ないので 気楽。

ベルリンは肌寒く 上着が必要だったのに ナポリはまだ夏だった。

さて とりあえずこの重すぎる荷物をホステルにおかなくては。
今回宿は用意してもらえるっていうことだったけど かたくなに出演者のみっていうことで、Mさんとばらばらにとまるのも嫌だし、ホステルを予約しました。
なんかライブの日にちもなっかなかきまらなかったし(出演は決定してたけど)宿がどうなのか(Mさんも泊まれるのか)とかもぎりっぎりまでおしえてもらえず なんなんだろうなこのフェスは、、と。
おもっていた。 ちなみに相方のスザンナは もうひとつのバンド(リンダと二人でやってる静か系の音楽)もでるので リンダと一足先にナポリいってます。

ホステルはナポリの港の近く、Hotel bella Capriっていうとこで ホテルっていうか ホステルなんだけど、一番やすいのさがしてココにしました。それでも1泊€15
もっと安いのを求めてたけど、なんせぎりぎりに予約したので仕方ない。

ここにいくには ナポリ空港からalibusという空港から街に向けてでてるバスにのって行きます。空港から街にでるには このバスか、タクシーしかないっぽいです。
というのも、、、、

わたしたちは ムニチーピオっていうとこでおりなくちゃいけない ということで Mさんが(Mさんは イタリア語も少し話せる上に 英語もかなり話せます) これはムニチーピオまでいくのはって運転手さんにきいて 行くとわかり、わたしたちは乗り込みました。
ちなみにチケットは 運転手(チケットもぎりのおじさん)から買うと€4、空港内のtabacchi(タバッキ: キオスクっぽいとこ)でかうと€3です。
わたしたちは バスのおじさんから購入。
そんで 乗ってたら ムニチーピオっていうとこにつかない。ふたつめのバス停でMさんが運転手さんにもっかい 尋ねたら(英語で)行くという。 ふたつめのバス停をすぎたとこで 私があれ!これわたしグーグルのストリートビューでホステル周辺みたときに見た景色だ!ときづく。
あれ?じゃあさっきのバス停がそうだったんじゃない?
でも運転手さんはここがそうだとはいわなかったよ?! つぎなのかな?と。まあ このチケット90分のれるってかいてるし、万が一のときはもう一周するかなんかでいけるんじゃないか。
バス停はたった二つのようで、空港にぐんぐんもどってく。
ついに空港にもどっちゃった。 ええええ
わたしたちは このまま乗っていてもいいだろうとおもい乗ってると
チケットもぎりのおじさんがやってきて おりろ!っていう。
そこで Mさんとの戦いが始まった。
なんで?わたしは訊いたのにこの運転手が いわなかったんだけど?! 
それなのにもぎりのおっさんは いいから降りろの一点張り。乗りたかったらもっかいチケットを買え!といってきた。
はあああ??!!とわたしたちは怒りを覚え でもとにかく降りろ!っていってくるから 降りる。
降り際にMさんが ファ○ク と捨て台詞を吐き捨てると もぎりのおっさんは おい! オマエが何を言ったかきこえたぞ! とまたなんか言ってくるので Mさんは また 
だからそいつが(運転手)まちがったからだろ!っていっても もぎりのおっさんは 話をきけ!っていってくる。 バスに乗ろうとまってるほかの客たちの見守る中 けんかはつづく。
話をきかないのはそっちだろ!ってMさんは言い返して
おっさんに向かって うるさい!バスの中にもどれ! って言い続けてる。
おっさんは もうバスに乗るな!タクシーをつかえ!っていってきて 
うるさい!こっちこそ乗るか!っていって わたしたちは とりあえずその場を離れた。
くやしい!くやしい! 
なんでこっちが倍お金をはらわなけらりゃいけないんだ!
二人で ナポリ最低だな!っていって とにかく他に街へいく方法はないかインフォにききにいき、インフォのおねえさんにこんなことがあったんだけど!って文句をいう。
おねえさんも え?なんでもっかいお金払えなんていってくるの?おかしい!とこっちの味方をしてくれた。 けども。他には タクシーしかない様子。
いくらかかるの?ってきくと €19だと。
くそう高い!(ベルリンではタクシーはもっと安い)
バスにするか、、 でもまたあのおっさんに会うのはいやだ!
でも高い。。どうする、、 
ちょっと空港の前に出て 止まってる車に 町の方へいかないかと ヒッチハイクを試みるも全敗。。
どうする 我慢すればたった€3で 宿にいける、。しかたない、、
タバッキでチケットをかいかけた瞬間。Mさんは
ふたばさん!わたしお金払うから タクシーにしよう! と提案。
お金よりも自分の意地を選択した模様。
いやわたしも払うよ!と タクシー乗り場に。
タクシー乗り場で ムニチーピオまで っていって 一応いくらかきくと
€25だっていう。
おい!なんでだよ! インフォで€19だっていったじゃんか!
そしたらなんか 荷物代だとか スタート代だとかいってくる。
表をみせてきたけど €19ってかいてあるし おかしい! なんだよ!
とわたしもはらわた煮えくりかえって (ほんとに正規の値段なのかもしれないけどすでに ナポリにたいして 疑心暗鬼)運転手たちにかこまれつつ 日本人だとおもって足下みてんのか!おい!こら!!!とおもって 悔しかったので
乗らないわ!!っていって そこを離れる。

しまったああ! わたしたちにはもう 乗り物はない!

暑い中重い荷物をもって 引き続きヒッチハイクを試みるも 惨敗。
ちがうとこにとまってるタクシーにいくらか訊く。
25っていってくる。
やっぱ正しいのか。。?
でもあいつもグルに違いない。
そもそもこのじいさんは 正規の乗り場じゃないのに ルール違反でわたしたちをのせようとしてるんだ。(向こうから声かけてきた)
こっちもまけてらんない €20にしてっていって 向こうがokっていったから タクシーにのることに。
そのくせに! 動き始めてもっかい尋ねると 25っていってくる!
なんだよ!さっき20っていったじゃんかよ! とおもったがもう 二人ともどうでもいいか という気持になってきていて 運転手のじいさんも なんかおいしいピザやだとかなんだかをいろいろ教えてきてくれて まあ いいや って なって ホステル到着。
Mさんは責任を感じてか 多く支払ってくれました。

教訓: ナポリ空港から街へは バスかタクシーしかない。ので 両方とけんかしてはいけない。

ホステル到着後エレベーターにのるんだけど ボタン押しても動かない。
そしたら ほかの人が来て そこの機械に5セントいれないとうごかないよ と そのひとが5セントいれてくれた。エレベーターはすっごいせまいので わたしたち二人でまんたん。 その人はお金だけ入れてやり方をおしえてくれて 次のエレベーターをまってくれた。
なんだ ナポリ良い人もいるんじゃん。
とふたりはちょっとナポリを信じた。

というのも Mさんは ベルリンでイタリア人と一緒に長く住んでるので
イタリア人の友だちがものすごくおおく、(それでイタリア語もすこしわかる)
そのひとたちのいうことには 南イタリア ナポリのひとたちをすこし馬鹿にしたように このナポリターノめ みたいなかんじで 使うという。南と北ではだいぶ違うんだと。
南の人はすぐ万引きをする だとか そういう感じらしい(それは確かにMさんのまわりもそうらしい)
実際ナポリの街はゴミだらけで汚く、車も乱暴、クラクションならしまくり、
そのうえ ナポリのひとたちからも スリに気をつけろと なんどもいわれた。

だから最初の印象は なんだよ!やっぱりか!みたいな悪い印象。
だけど 街はごちゃごちゃしていて なんかたのしそう。
探索し甲斐がありそうだ。



そこはかとなく ただようアジア感。
かんけいないけど中国系のひとがおおく、中国系の雑貨店(やすい)も多かったです。



とりあえず 長いので 2に続きます。